mame’s diary

旅のこと、日々のこと

リマト川沿いを歩こう

おべんとうづくり

パン屋さんに行ったあと、スーパーで食料を買い、一旦お家へもどる。

おさんぽ中にたべるお弁当をつくる。

お弁当といってもbentoではなくてかんたんなサンドウィッチ。

パンを切ってバターを塗って、サラミと葉っぱとチーズをはさんでできあがり。

おやつには先ほど買った甘いパン。たぶんベルリーナかな?

水筒を日本から持ってきたのであたたかいウーロン茶を持ってさんぽにでかける。

 

リマト川沿いをさんぽ

お家から見えるリマト川に沿ってHauptbahnhof方面に歩く。

12月の平日のお昼ごろ。曇り空で気温は3℃くらい。

ジョギングをしている人たちを5組くらい見かけた。確かに車は通らないし、景色もきれいだし走るには良さそう。

「ここの川で夏泳いだんだけど、結構流れが早いんだよね。」と夫。

「しかも藻みたいのが足にからまってさ。」

危険である。

 

ちょうどそんな話をしていたところ、川岸に水着の男性を発見。しかもピンクのパンツ。

うそ・・・と思っていたら、彼はぴょんっと川に入ってしまった。

泳いでいる。気温3℃なのに。

危険である。

 

少し歩いたところで小さな公園があったのでベンチに座っておべんとうを食べる。

手袋を外したらすぐに手がかじかんでしまった。

あたたかいお茶がうれしい。

さんぽ中のわんこたちを眺める平和な時間。

 

その後Hauptbahnhofのまわりをくるりと歩いて帰る。

川にはもう泳いでいた男性はいなかったけれど、今度はカヌーに乗っている人がいた。

「なんでカヌー・・・」と思わずつぶやいたら通りすがりの男性に日本語で話しかけられた。

彼は70歳のイタリア人で、昔は駅で働いていた。日本人観光客のために日本語を覚えたがもうほとんど忘れちゃったよ、と笑っていた。

サービス精神満点である。

 

いろんな人がここにはいるなぁと思った。

こんな寒い中泳いだり、カヌーしたり、とつぜん知らない人に話しかけたっていいんだ。

人と違ってへんてこりんでもいいんだ。

批判されたり否定されたりしないで受け入れてもらえるような気がして、

外は寒いけれど心が少しほっこりあたたかくなった。